ソフトバンクの孫正義代表が
「ドコモはずるい」という趣旨の発言をしたそうです。NTTは固定回線をほぼ独占しているので、NTTグループの中で価格プランの決定ができるというのが理由のようです。
これについて、「今まで後追いのずるい戦略を取ってきたお前が言うな!」という声も聞こえてきますが、孫さんの立場に立てばそれが本音なんでしょうね。正直、NTTグループといえばとんでもない巨大企業ですからね。僕なんかから見ると国を相手にしているようなイメージです。それと戦おうというのだから、それだけでも尊敬します。
そんな巨大企業を相手にするとなると、多少は小賢しい戦略を用いないと歯が立たないでしょう。というよりは、ソフトバンクのような企業がいてくれるおかげで携帯業界の競争が進み、我々の携帯料金が安くなっていることを考えれば、彼らに感謝することはあったとしても、責めるなんてナンセンスでしょう。
ちなみに、NTTグループは国家レベルだと言いましたが、それでは単独企業レベルではドコモとソフトバンクのどちらの時価総額が上だか知っていますか?
答えはソフトバンクです。ソフトバンクが約9兆円に対して、ドコモが約7兆円。大きな企業になったものです。ただしNTTが6.5兆円ですから(ドコモの方が上なんです!)、グループが合わさったらかなわないですね。
さて、そんなソフトバンクですが、先月提供開始予定だった「スマ放題」の開始を延長しました。理由は「競争環境の変化」ということでしたが、ドコモのサービスに対抗する必要があったからに他なりません。
そしてこのたび、新サービス提供については
「1、2ヶ月以内」とし
「ドコモのサービスに見劣りするようなことはない」と断言しています。
ちなみにスマ放題の内容はこちら。
これより上のレベルにサービスを提供するのは間違いないでしょう。
いまだAUが動きを見せない中、どのような料金プランでの対決になっていくのかは見ものですが、競争が続いてくれることは我々にとってはプラスだと思います。
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2014-05-08 02:22
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